2.中条川上流の崩落地形...
信濃川左岸の東頸城丘陵地域は、約260万年〜220万年前頃の古日本海の海岸線付近でした。そのため泥層、砂層、礫層、火山灰層、亜炭層などの地層が見られ、これらを魚沼層と呼びます。そして、千曲川・信濃川…
信濃川左岸の東頸城丘陵地域は、約260万年〜220万年前頃の古日本海の海岸線付近でした。そのため泥層、砂層、礫層、火山灰層、亜炭層などの地層が見られ、これらを魚沼層と呼びます。そして、千曲川・信濃川…
昭和20年の豪雪の際に、森宮野原駅付近で最高積雪7.85mを記録しました。積雪量は当時としては日本一で、その凄さを示す標柱が立てられています。当時、2階建ての家の屋根まで雪が積もり、電柱の電線をまた…
鳥甲山は、標高2,037mの火山です。中新世の堆積岩・石英閃緑岩類を土台としておよそ77万年前頃に形成された開析の進んだ複式成層火山であり、布岩山—鳥甲山—剃刀岩—白倉山の連山を含んで「鳥甲火山」と…
鳥甲牧場周辺にはシルト層を主体とする五宝木湖成層と呼ばれる湖成層が分布することから、湖であったことが推測されます。時代は不明ですが、苗場火山噴出物、鳥甲火山噴出物の堆積と関連して形成されたと考えられ…
切明の川原を掘ると温泉が湧き出てきます。この温泉は、新第三紀後期に隆起した中央隆起帯と呼ばれ、500万年前に貫入した花崗岩の一種の石英閃緑岩との関係が考えられます。この温泉は、カルシウム・ナトリウム…
鳥甲山の第Ⅱ期溶岩で、T2と呼ばれます。白色のざらざらしたデイサイトの火山砕屑物で、溶結している部分もあります。雑魚川の支流鬼沢の中流〜下流および高山沢の勘五郎の滝付近に見ることができ、秋山林道沿い…
長瀬新田遺跡は、志久見川左岸、標高約520mの朴ノ木坂段丘面に位置する縄文時代の遺跡です。 本遺跡からは、5,500年前の火焔型土器が出土しており、当時の集落が形成されていたと考えられます。 さ…
天代では、およそ43万年前から現代までの地層を観察することができます。 この露頭は、志久見川の上流、天代川に併走する、天代から野口へ向かう上り坂カーブのところで見ることができます。およそ43万年前…
苗場山は、約30万年前に形成された成層火山で、大きく4つの噴出時期がありました。苗場山頂は火山全体の中で南方に位置していて、溶岩や火砕流の大部分は北側に流れくだっており、緩やかな長い裾野となっていま…
中津川左岸に湧き出る屋敷温泉を見おろす対岸の国道から眺めると、反物を幾重にも垂らしたように見える岩壁が「布岩山」です。ほぼ直立する柱状節理は大きく、その柱の幅は1.5m以上を計測します。また、よく観…
国道405号線沿い、上野原集落への登り口少し手前の岩壁の隙間から冷たい風が吹き出る場所があります。これが、「上野原の風穴」です。この岩壁は、エラクボ平火山岩です。エラクボ平火山岩とは、今からおよそ5…
新第三紀中新世中期から後期に湖であったところに堆積したと推定される、凝灰岩の地層です。 中津川上流の和山付近、特に中津川左岸に大露頭があり、対岸からみることができます。 和山から小赤沢にかけての中津川…
平坦な山頂に点在する多数の池塘が苗代田を思わせる苗場山は、「神の苗代田」と呼ばれ、農耕の神様として祀られてきた歴史文化を持つ山です。苗場講と称する講中らは参拝登山し、豊穣を祈念しました。その里宮は小…
黒駒太子堂は、小赤沢集落にあります。聖徳太子を信仰の対象とするお堂であり、その中には、聖徳太子を描いた掛け軸が安置されていました(現在は栄村で管理)。 黒駒太子信仰は、聖徳太子が愛馬の黒駒で空を飛…
幹周2.4m、高さ6.2m、樹齢は200年以上と推定されます。 この種としては稀な巨木です。 老木になると樹皮には縦に深い割れ目が入ります。 昭和62年6月24日、栄村の天然記念物に指定されました。 …
上野原では、鳥甲山の第Ⅱ期噴出物を見ることができます。この噴出物は、T3と呼ばれ高温の火砕流として流れたもので、溶けて固まり、溶岩のようになっています。 灰褐色の安山岩質の岩石で、軽石がつぶれて紫…
秋、国道405号線から清水川原集落を見ると、背景には3段の紅葉と荒々しい岩肌の屏風岩がそびえています。 約77万年前に形成した鳥甲山の溶岩の上に、土(谷上ローム層など)が堆積し、そこへ約30万年前…