12.笹葉峰の大崩落...
笹葉峰の北西側は地すべりによる南東―北西方向に約2.5km、北東―南西方向で約1.5kmもある崩壊地形です。崩壊は1.5万年前から5,000年前頃に起きたと推測され、苗場山の溶岩層とその下の魚沼層群か…
笹葉峰の北西側は地すべりによる南東―北西方向に約2.5km、北東―南西方向で約1.5kmもある崩壊地形です。崩壊は1.5万年前から5,000年前頃に起きたと推測され、苗場山の溶岩層とその下の魚沼層群か…
苗場山は第Ⅳ期の噴出物によって9合目から山頂までは平らな地形が続いています。そこには約700haの高層湿原が広がっていて約3000箇所の池塘が点在しています。堆積物の調査からこの池塘は、約7000年前…
信濃川左岸の東頸城丘陵地域は、約260万年〜220万年前頃の古日本海の海岸線付近でした。そのため泥層、砂層、礫層、火山灰層、亜炭層などの地層が見られ、これらを魚沼層と呼びます。そして、千曲川・信濃川…
雑魚川の上流にある滝で「おおぜん」と呼ばれています。 高さ約20m、結東層の堅い変質した安山岩の凝灰角礫岩が作る滝です。奥志賀林道沿いの切明から約6kmのところに位置します。雑魚川沿いに残る原生林…
昭和20年の豪雪の際に、森宮野原駅付近で最高積雪7.85mを記録しました。積雪量は当時としては日本一で、その凄さを示す標柱が立てられています。当時、2階建ての家の屋根まで雪が積もり、電柱の電線をまた…
約150万年前〜100万年前、関田山脈周辺で始まった火山活動により、毛無山の噴出物が古信濃川に流れ込みました。これらの溶岩の中には、無斑晶ガラス質安山岩と呼ばれる黒く光る岩石が含まれ、一部は志久見川…
江戸時代、幕府は信越天領米の輸送や飢餓の時の救援物資の輸送など、千曲川における通船の利用価値に期待を寄せていました。当時の物流において、船が果たす役割は大きなものでしたが、市河谷にある四ツ廻りの小滝な…
鳥甲山の第Ⅱ期溶岩で、T2と呼ばれます。白色のざらざらしたデイサイトの火山砕屑物で、溶結している部分もあります。雑魚川の支流鬼沢の中流〜下流および高山沢の勘五郎の滝付近に見ることができ、秋山林道沿い…
鳥甲山は、標高2,037mの火山です。中新世の堆積岩・石英閃緑岩類を土台としておよそ77万年前頃に形成された開析の進んだ複式成層火山であり、布岩山—鳥甲山—剃刀岩—白倉山の連山を含んで「鳥甲火山」と…
切明の川原を掘ると温泉が湧き出てきます。この温泉は、新第三紀後期に隆起した中央隆起帯と呼ばれ、500万年前に貫入した花崗岩の一種の石英閃緑岩との関係が考えられます。この温泉は、カルシウム・ナトリウム…
天代では、およそ43万年前から現代までの地層を観察することができます。 この露頭は、志久見川の上流、天代川に併走する、天代から野口へ向かう上り坂カーブのところで見ることができます。およそ43万年前…
鳥甲牧場周辺にはシルト層を主体とする五宝木湖成層と呼ばれる湖成層が分布することから、湖であったことが推測されます。時代は不明ですが、苗場火山噴出物、鳥甲火山噴出物の堆積と関連して形成されたと考えられ…
新第三紀中新世中期から後期に湖であったところに堆積したと推定される、凝灰岩の地層です。 中津川上流の和山付近、特に中津川左岸に大露頭があり、対岸からみることができます。 和山から小赤沢にかけての中津川…
国道405号線沿い、上野原集落への登り口少し手前の岩壁の隙間から冷たい風が吹き出る場所があります。これが、「上野原の風穴」です。この岩壁は、エラクボ平火山岩です。エラクボ平火山岩とは、今からおよそ5…
中津川左岸に湧き出る屋敷温泉を見おろす対岸の国道から眺めると、反物を幾重にも垂らしたように見える岩壁が「布岩山」です。ほぼ直立する柱状節理は大きく、その柱の幅は1.5m以上を計測します。また、よく観…
上野原では、鳥甲山の第Ⅱ期噴出物を見ることができます。この噴出物は、T3と呼ばれ高温の火砕流として流れたもので、溶けて固まり、溶岩のようになっています。 灰褐色の安山岩質の岩石で、軽石がつぶれて紫…
前倉橋は、中津川渓谷にかかる新潟の橋50選のひとつです。柱状節理のある岸壁は、結東層(約1,800万年前から1,500万年前の日本海ができはじめ頃の地層)です。中津川流域の逆巻から小赤沢にかけて分布…
結東の「シシ穴」と呼ばれる、萌木の里の裏側に見ることができる柱状節理は、約77万年前に噴火した鳥甲山(とりかぶとやま)の溶岩です。前倉(まえくら)溶岩(ようがん)とも呼ばれる鳥甲山の最初の活動の火山砕…
秋、国道405号線から清水川原集落を見ると、背景には3段の紅葉と荒々しい岩肌の屏風岩がそびえています。 約77万年前に形成した鳥甲山の溶岩の上に、土(谷上ローム層など)が堆積し、そこへ約30万年前…