お天気に恵まれ、春を思わせる陽気になったこの日、今回も長野県より飯塚英春(日本現代写真家協会所属)さんと戸谷英利(日本現代写真家協会所属)さんからお出でいただいた他、お二方とともに「苗場山麓に魅せられて~3人のまなざし~」写真展を開催した写真有識者である吉楽隆志さん、そして苗場山麓ジオパーク佐藤雅一室長、ガイド部会大塚与四次さん、内山緑さん、このフォトコンテストの審査会には初参加となる商品開発部会石沢一男さん、同じく初参加の資源探査部会月岡奈津子さんの計8名で審査が行われました。
審査では、63名の方からご応募いただいた288点もの力作を一点一点丁寧に審査していただき、作品の芸術性を始め、ジオパークの学術的観点、ジオガイドとしての場所・季節の思い入れなど少し違う視点からも沢山の御意見等をいただきました。
今回も、過去最高だった前回の282点を上回る応募点数になったことに、非情に驚きましたが、更に力作ぞろいとあって、審査は難航を極めたようでした。
苗場山麓ジオパークガイド部会からは、ジオパークを知り尽くしたガイドの目線で、またはガイドの時にこんな写真を見ながら説明できたら・・・そんな視点で審査していただけたら面白い!ということで、以前から審査に参加いただいておりましたが、今回から他の部会との連携を図るという意味もあり、商品開発部会と資源探査部会からも審査に加わっていただきました。
ガイド部会を始め、皆さん審査初参加となったわけですが、とても貴重な体験だったと、嬉しいお言葉をいただきました。
ガイド部会の大塚さんは、今後ガイドする上で使えそうな素材としても選ばせていただきましたし、カレンダーなどにも使用されるので非情に楽しみだと語ってくださり、同じくガイド部会の内山さんは、すごく良い作品ばかりで、目移りしてしまったのもそうですが、与えられた付箋だけでは足りなかった!(笑)とのことでとても選ぶのが大変だったようでした。
商品開発部会の石沢さんは、良い作品ばかりで驚いた!ジオパークの勉強にもなりすごく有意義な時間を過ごさせてもらい、自分の選んだ作品が受賞したのも嬉しかった。資源探査部会の月岡さんは、まだ部会に入って日が浅いのもあって、ジオパークのいままで知らなかった新しい魅力をたくさん学べた。ぜひ又参加させていただきたいと嬉しいお言葉を数多くいただきました。
<審査員>敬称は略させていただきます
飯塚英春(日本現代写真家協会所属 長野県)
戸谷英利(日本現代写真家協会所属 長野県)
吉楽隆志(写真有識者 新潟県)
佐藤雅一(苗場山麓ジオパーク推進室長)
大塚与四次(苗場山麓ジオパークガイド部会)
内山 緑(苗場山麓ジオパークガイド部会)
石沢一男(苗場山麓ジオパーク商品開発部会)
月岡奈津子(苗場山麓ジオパーク資源探査部会)
- 審査員総評
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今回のフォトコンテストも、沢山の応募を頂き、過去最高の288点もの力作が集まりました。
そして今回、特に注目したいのが、学生部門への応募です。学生部門は、第4回に新設され、その回には一人の応募しかなく、第6回には、応募者は一人もいませんでしたが、今回は23点もありました。(昨年は7点)
年々レベルアップしている印象があり、被写体の良さだけでなく、良い作品に仕上げようとする気持ちが現れた作品が多くなっていることを強く感じました。良い被写体(場所)を見つけ天候や時間なども見ながら足繁く通い、本当に良い作品を残そうとする意識の高い方の参加が増えてきたのは事実です。撮影したものを更に良い作品に仕上げるのがレタッチで、今では当たり前の作業になっていますが、更に写真を素晴らしい作品へと導いてくれるものなので、しっかりと追い込んでより良い作品づくりに励んでもらえたらと思います。
この審査会でも撮影からの後処理で損をしている作品も多く、本当にもったいないことなので、レタッチ技術を身につけることをお薦めいたします。
前回の最優秀賞が学生(中学生)だったことも一つの要因になっているのかもしれませんが、大人気でマイクロバス2台になった学生対象のフォトバスツアーやその続編でもある十日町高校での写真教室(勉強会)を開催したことも、たくさんの応募につながったことと思います。
若い発想で、私ら審査員も驚くような作品や若さゆえの楽しい作品など、私たちが良い刺激をいただきました。
また、学生部門からの受賞作品も6点と、非常に力をつけてきていることが伺え、更に次回の応募が期待されます。また、非情に惜しいのが、同一作者による応募で、審査の基準により次点となりましたが、本当に素晴らしい作品が何十点もありました。
次点になった作品は、ぜひ機会があればもう一度応募していただけたらと思います。---各部門の内訳---
「春部門」… 37点、「夏部門」… 39点、「秋部門」… 45点、「冬部門」… 46点
「動・植物部門」… 31点、「祭り・伝統部門」… 34点、「暮らし・生活部門」… 33点
「学生部門」… 23点次回も様々な皆さんの力作を審査させていただくことを心から楽しみにしております。
審査結果は以下のとおりです。(敬称は略させていただきます)
審査結果は以下のとおりです。
春部門 優秀賞
「春の訪れ」
撮影者 … 鈴木俊昭
写真説明 … 長い冬が終わり、小さな白い妖精が喜びいっぱいに咲いていました。
審査員から … 水芭蕉の群落が整っており、花の最良の時期に撮影している。白い花を引き立たせるような光の使い方もうまく、暗い背景が特に手前の花を引き立たせている。コントラストも絶妙で見事。
秋部門 優秀賞
「晩秋の小松原湿原」
撮影者 … 宮澤 健二
写真説明 … 大場から林道と登山道を歩いて3時間小松原湿原に着いた。
審査員から … 無数に広がる池塘をうまく一枚の写真収めている。大自然の作った芸術的な曲線の配置も素晴らしく見ていて気持ちの落ち着く構図となっている。
暮らし・生活部門
出口屋賞
「夕暮れ時」
撮影者 … 小坂 幸平
写真説明 … 津南町は農業の盛んで、特に畑作で夕方遅くまでとうもろこしの作付前の作業、マルチがすごくきれいでした。
審査員から … 審査員からも非情に多く票が集まった作品。人物の位置と動きも良く反射して光るマルチの斜めラインが特に美しい。靄に包まれた遠景のライン、そして夕日に照らされた全体の色、どれをとっても素晴らしい。
動・植物部門
かたくりの宿賞
「その存在感たるや。」
撮影者 … 齋藤 佑輔
写真説明 … かつら母神。その名の通り周囲の木々の母親のような存在感を放つ。
審査員から … とにかく神秘な歴史を感じさせる作品。落ち着いた色合いで重厚感ある中央に配置した巨木は、入り組んだ曲線も美しく迫力があり、大地の鼓動と大自然の声が聞こえて来るような作品。
スポンサー賞
(株)さかえ賞
「水面に輝く春の棚田」
撮影者 … 若狭 久男
写真説明 … 栄村牛ヶ窪の棚田は、長野県内でも知られる棚田である。耕起を終え、水をたたえた春の牛ヶ窪棚田の美しさは格別である。長年棚田の定点撮影をしており、その一端を組み写真でしょうかいしてみた。
苗場酒造賞
「豆おとし」
撮影者 … 大塚 与四次
写真説明 … 50年前の沖ノ原遺跡発掘作業の帰りに撮影。2人で大豆の豆落とし、息のあった仕事で「よいしょ!」「よし!!」の掛け声も気持ちの良いものでした。現在ではなかなか見られない風景で、後方の小屋も縄文住居のようです。
栄村物産館またたび賞
「初雪にサル」
撮影者 … 小坂 幸平
写真説明 … 鳥甲山をバックに猿がいた。秋山郷にはいろいろな動物がいるが、カモシカと猿はわかりやすい、群でいる時が多いが、すばしっこくて警戒心が強く写真に撮るのは難しい。
フォトコンテストの詳細











































