今回も、長野県より飯塚英春(日本現代写真家協会所属)さんと戸谷英利(日本現代写真家協会所属)さんにお出でいただいた他、そのお二方とともに昨春なじょもんで開催した「苗場山麓に魅せられて~3人のまなざし~」写真展の吉楽隆志さん、そして苗場山麓ジオパーク佐藤雅一室長、栄村教育委員会の南雲義文さん、ガイド部会の小島隆夫さん(津南町)、中澤謙吾さん(栄村)、山本信子さん(十日町、当日欠席代理に瀧澤さん)の計8名で審査が行われました。
今年度(2022年)も、新型コロナウイルス感染症による制限のある中、難しい状況での開催となってしまいましたが、過去最高だった前回の274点を上回る282点もの作品応募があり、あまりの応募点数に驚きを隠せませんでした。
審査では、282点もの力作を一点一点丁寧に審査していただき、作品の芸術性を始め、ジオ・エコ・カルチャーを元にジオパークの学術的観点、ジオガイドとしての場所・季節の思い入れなど少し違う視点からも沢山の御意見等をいただきました。
<審査員>敬称は略させていただきます
飯塚英春(日本現代写真家協会所属)
戸谷英利(日本現代写真家協会所属)
佐藤雅一(苗場山麓ジオパーク推進室長)
南雲義文(栄村教育委員会)
小島隆夫(苗場山麓ジオパークガイド部会)
中澤謙吾(苗場山麓ジオパークガイド部会)
山本信子(苗場山麓ジオパークガイド部会〔代理/瀧澤〕)
吉楽隆志(写真有識者 新潟県)
- 審査員総評
- 今回のフォトコンテストも、非常に沢山の応募を頂き、過去最高の282点もの力作が集まりました。
特に今回は、非常に良い作品が多く賞から漏れてしまった作品の中にも、本当に素晴らしいものがたくさんあり、審査に困ったのも事実です。
最優秀賞については、今まで最優秀賞にかがやく作品は、写真知識のある方でそれなりの道具も揃え、良い作品を残そうとする意識の高い人が多かったと思いますが、今回の作品は、コンパクトデジタルカメラで学生がありのままの日常をスナップ的に撮影した、どこか信頼感や友情をも感じれる、私達には撮れない本当に素晴らしい作品に仕上がっておりました。
春夏秋冬賞は、季節感の表れなど申し分のない作品ですべて満場一致の一発受賞となりました。
暮らし生活部門賞では、ネコツグラを作る風景を記録としても残していく必要があるということと、被写体となっている方がすでにお亡くなりになっているようで二度と撮れない写真です。
二度と撮れない写真というと、スポンサー賞を受賞した「見納めの春」も台風19号の影響で千曲川が越水し、新しい橋がかけられるため、この風景も見ることはできません。
そんな貴重な写真や決定的瞬間なども多く、先にお話したとおり本当に審査に苦労しました。---各部門の内訳---
「春部門」… 46点、「夏部門」… 40点、「秋部門」… 67点、「冬部門」… 43点
「動・植物部門」… 35点、「祭り・伝統部門」… 15点、「暮らし・生活部門」… 30点
「学生部門」… 7点次回も様々な皆さんの力作を審査させていただくことを心から楽しみにしております。
審査結果は以下のとおりです。(敬称は略させていただきます)
審査結果は以下のとおりです。
暮らし・生活部門
ニュー・グリーンピア津南賞
「伝統の継承」
撮影者 … 久保田 真一
写真説明 … 冬の内職手段のわら細工。だんだん高齢化が進み、後継者不足も深刻な近年になりました。残しておきたいわら細工技術の一端をカメラに収めることができました。大切にしたい伝統文化です。
動・植物部門
出口屋賞
「一瞬の出会い」
撮影者 … 広瀬 明彦
写真説明 … 木の葉にとまる蝶を撮影中、偶然に二ホンリスが現れた。リスは山中で見かけることはあるが敏捷で撮影チャンスはめったにない。この山には他にクマ、カモシカ、キツネ、ウサギが生息し見かけるこ とがあるが、リスを捉えたのは初めて。 まさにこの一瞬しかない出会いであった。
スポンサー賞
AMS賞
「いつもの春がやってきた」
撮影者 … 久保田 真一
写真説明 … 桜の花が咲くころを待って始められたた農作業でしょう。取り入れの頃まで、丹精に作業が続きます。いつも収穫が楽しみでしょう。
(株)さかえ賞
「異彩に魅せられて」
撮影者 … 広瀬 明彦
写真説明 … 6月末、田んぼへ水見に行って見つけた。卍巴飛翔(まんじともえひしょう:2頭以上の♂どうしがくるくると円を描きながら上昇や下降する占有行動のひとつ)を繰り返し、ようやく木の葉に止まったオオミドリシジミ(雄)。羽を広げたところを上から見ることはなかなか難しい。緑の自然の中にコバルトブルーの異彩を放つ蝶に心がひきつけられた。
川津屋賞
「雨乞い」
撮影者 … 服部 萌笑
写真説明 … これは、夏に行った見玉不動尊の藷?x守本尊という石仏の手の辺りを撮影した写真です。その時は、激しい雨が降っていて、まるで滝の近くにいるような大きな雨音に包まれていました。しかし、一つの石仏の手にカタツムリがゆっくりと動いているのを見つけました。それは、周りは激しい音にも関わらず、そこだけ時が遅く流れているような不思議な感じがしました。なんとも言えない自然の神秘的なものを表現しようと撮影しました。
フォトコンテストの詳細








































